令和7年度 職員交流会 開催
令和7年6月20日
養護・軽費老人ホーム部会では、毎年恒例の職員交流会(研修会)を、6 月4 日(水)および6 月17 日(水)の2 日間にわたり開催いたしました。本研修では、相談員、看護師、栄養士、介護職員、事務員、介護支援専門員などが職種別に分かれて参加し、それぞれの視点からの学びや交流が行われました。
両日ともに、ケアハウス藤花の松浦施設長様より「地域共生社会の実現に向けた養護・軽費老人ホームの取り組み」についてご講話をいただきました。介護予防センターと連携して町内の方とリモートで「やまべえ体操」を実施した事例や、地域コミュニティカフェ、小中学校との多世代交流の取り組み、さらに施設周知のための地下歩行空間での展示・パンフレット配布など、多方面にわたる先進的な活動を紹介いただき、参加者からは「非常に参考になった」「自施設でも取り入れてみたい」という声が多数寄せられました。
また、グループワークにおいても、参加者から「時間が足りないほど話が弾んだ」「同じ職種の仲間と悩みや工夫を共有できた」との感想が多く、非常に活発な意見交換の場となりました。「普段聞けない他施設の実情が参考になった」「日々の不安を打ち明けられて安心した」といった声や、「同じような悩みを抱えていることが分かって心強かった」「仕事へのモチベーションが上がった」といった前向きな反応が目立ちました。
中には「テーマが自由で話題に困らないほど有意義だった」「施設ごとの取り組みの違いに驚きと学びがあった」との声もあり、交流会がそれぞれの現場での実践に直結する貴重な機会となっていることがうかがえました。
参加者の皆様の熱意と真摯な姿勢により、今年度の交流会も大変有意義なものとなりました。今後もこのような学びとつながりの場を継続し、入居者様にとってより良い生活環境の実現を目指してまいります。