令和6年度 職員交流会 開催

2024.7.18

養護・軽費老人ホーム部会は、今年度も職員交流会(研修会)を2日間に分けて行いました。6月18日(火)は、介護職員、事務職員、介護支援専門員を参加対象に、7月9日(火)は生活相談員、看護師、栄養士を参加対象として実施いたしました。両日とも、昨年度、全国軽費老人ホーム協議会の全国職員研究会議にて北海道ブロック代表として発表された、社会福祉法人札幌南福祉会 軽費老人ホームA型 宏楽苑の生活相談員 瀧川千尋様による宏楽苑の取り組みを紹介していただきました。「食を通じてのコミュニティ作り」と題し、宏楽苑様の食事の工夫内容等写真付きで紹介いただき、食を通じての地域との交流についてもご講義をいただきました。食事が良いという理由で入居申し込みがきたことがあるということが写真から伝わってくるくらい魅力的な食事内容でありました。2022年には「笑カフェ」をオープンし、食材も地域の方から調達されたり、ランチは全て500円とし、地域の方が毎日でも来てもらえるような価格設定にされたことや地域の方々の活躍の場としての場所の提供など、多方面から地域交流に結びついている取り組みについてご紹介いただき、食事についても地域交流についても勉強させていただきました。

その後は、職種ごとにグループワークを行い、職種ごとのテーマや日頃の疑問点や課題の共有等できたことで、とても有意義な時間となり、今後の仕事へのモチベーションアップにつながった職員も多かったように思います。

札幌市内の養護・軽費老人ホームは以前から横のつながりが強いというメリットがありました。コロナ流行により、そのつながりも希薄化しつつありましたが、昨年度からこの職員交流会も復活し、以前のような活気ある関係性を取り戻すことができるようになってきたと思います。先代の方々に築き上げていただいた強固な横のつながりを今後も大事にし各施設が発展的な取り組みを実施していくことで、札幌市全体の養護・軽費老人ホームの質の向上につながっていくと考えます。今後も私たちは、「入居者様のために」を基本とした取り組みに精進していきたいと思っております。

養護・軽費老人ホーム部会 幹事 ケアハウスやすらぎ 中野 升


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