「うたのかい」が再開

2024.5.7

コロナ流行に伴い、中止のまま再開できずにいた「うたのかい」が当施設で再開されました。

以前は「カラオケクラブ」という名称でしたが、いざ再開してみると、参加者はわずか10名ほど・・・マイクを持つのはわずか2名ほど・・・と、入居者様の入れ替わりや高齢化のせいか、全くもって人気がありませんでした。

そこで「うたのかい」と名称を変更して、うたを歌うだけでなく、口腔体操をしたり、懐かしの映像を流したり、ものまね歌手を聞き分けるゲームをしたりと歌にまつわる様々な内容にしました。

おかげ様で現在は20名を超す入居者の方々に参加していただける行事となりました。

歌を歌うことは高齢者にとって、咀嚼や嚥下などの口腔機能の維持や改善、脳が活性化することで認知症の予防、ストレス解消など様々効果があると言われています。それ以上に歌う楽しさがあるのかもしれません。

実際、運動や作業のレクを嫌がる入居者様も、「うたのかい」には参加してくださる方も多いのです。入居者様のニーズを読み取りつつ、職員も楽しく、入居者様も楽しく、歌うことで高まる一体感を大切に、続けていきたいと思います。


看護師 和田 智江