つながり方も新しく
2022.12.2
“Withコロナ”という言葉がこの世に出てからもう2年以上になるのですね、そうは言われても、これまでの生活習慣はそう簡単には変えられないものです。今の時代、コミュニケーションはインターネットやスマホでSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を使っての繋がりは普通ですし、子どもたちは正にその世界で生きている。そもそも「リアルで会う」の意味が、zoomなどオンラインで会うを意味するのですから!でも、私はダメかなあ、やっぱり顔をつきあわせて同じ空気を吸っていないと何か物足りない。さて、ケアハウスの方々はどうなのでしょうか。
“災い転じて福となす”とまでは言わなくても、コロナ禍の暮らしへの試行錯誤が、新たなつながり方を生み出しています。コロナが始まってからすっかり無くなってしまった、近隣小学校の子どもたちとの交流。少しずつではありますが、心の通う交流が始まっています。それは、これまで長年自分たちのためにやってきたケアハウスの「畑づくり」と、法人が地域に作ってきた「子ども食堂」とのコラボレーションでした。
子どもたちと直接会っての交流が経たれて3年。でも、心のこもったお芋の交流で、これまで以上の繋がりができた瞬間でした。大学芋と一緒に、子どもたちにはケアハウスからの写真入りのお手紙を届けます。ケアハウスの方々には、子どもたちのこの笑顔の写真を渡すだけで十分!!
心もお腹も、すっかり暖かくなるひと時でした。
- 5月、ケアハウスのルーフガーデンで、さつま芋の苗植え、大きく育て!
施設長 菊地 伸