寒ブリのおろし煮

2012.1.16

ある日のローザガーデンの昼食です。
年末年始のごちそうで疲れた胃腸をいたわるメニューです。

ブリに含まれるナイアシンは胃腸の働きを助ける作用があります。  また、大根にはたんぱく質分解酵素のプロテアーゼ、炭水化物分解酵素のアミラーゼ、 脂質分解酵素のリパーゼなど、消化を助ける様々な分解酵素が含まれています。

蒸し煮に使用したキャベツには胃腸薬の成分としても使用されているビタミンU(=キャべジン)が 含まれていて、胃壁の粘膜を丈夫にして炎症を予防し、胃粘液分泌を高める働きがあります。

サラダに使用したモロヘイヤのねばねば成分、フコダインという食物繊維には胃粘膜を守り、  消化機能を高める働きがあります。

メニュー

  • 米飯
  • みそ汁
  • 寒ブリのおろし煮
  • キャベツと人参、海老の蒸し煮
  • モロヘイヤと長芋の青じそ風味サラダ
  • ピーチゼリー

栄養士 杉江 佑美
寒ブリのおろし煮

関連キーワード

● 材料

  • ブリ切り身 2切れ
  • A だし汁 1カップ
  • A 醤油 大さじ1
  • A みりん 大さじ 1と1/2
  • 大根 100g
  • れんこん(水煮) 40g
  • 舞茸 30g
  • 万能葱 2g

● 作り方

  1. ブリは熱湯をかけて霜降りにし、臭みをとる。
  2. 鍋にAを合わせて沸騰させ、半月切りにしたれんこん、ブリを入れて落とし蓋をして煮る。 少し時間をずらして舞茸を入れて煮る。
  3. 大根をおろしを軽く水気を切って2の鍋に入れ、ひと煮立ちさせる。
  4. 器に盛り付け、万能葱をちらす。