歩くこと・足を動かすことを意識して
2017.7.19
私の勤める静山荘は、昭和59年開設の養護老人ホームです。
今年で築33年。建物としてはかなりの高齢です。 そのため つい先日エレベーターを交換する大がかりな工事が行われました。 想像してみてください・・・5階建の施設で1週間もの長い間エレベーターが動かない状況を・・・
静山荘は自立の方が対象の施設なので、基本的には全員の方が歩けるのですが、中にはシルバーカーや杖を使う方も多くいます。
工事中は、歩ける方にはお食事のたびに階段を利用してレストランまで降りてきていただき、シルバーカーや杖を手放せない方は、階下へ降りられないので、各階のフロアをお食事用に模様替えをして、食事をしていただきました。配膳は、職員が一膳一膳 階段を上って運ぶこととなり、想像を超える大変さでしたが無事に工事を終えることができました。 普段当たり前と思っていることも、このようなことがあると改めて普通であることに感謝をしたり、歩くことの大切さを痛感したりと、色々な事を感じるよい機会になりました。
これを機に 歩くこと・足を動かすことを意識して日々の生活を送り この暑さにも負けずにいつまでも自分の足で歩けるよう一緒に努力していきたいです。
看護師 岩佐 さおり