季節の変化に対応できる体力を

2015.5.21

今年は雪解けも早く、急ぎ足で春を迎えました。しかし、その反動も大きく気温が安定しない為、高齢者には体調を崩しやすい季節でもあります。若者より暖かくなっても寒いと感じ、重ね着をしていたり元々、水分を積極的に摂取するのが苦手な方が多いと思われます。

我がホワイトキャッスルにも、ストーブ・電気毛布・電気行火など、まだまだ手放せず使用している方がいらっしゃいます。

加齢により、寒冷の感覚が鈍い。暑いのに発汗しにくい。寒くても皮膚の血流量があまり減らず身体が冷えやすい等身体的変化がある為、私達の感じ方とは違いがあるという事も認識しておかなくてはいけません。
また、持病があって利尿剤を服用中であったり、胃腸調子が悪い、風邪を引いている等の突発的症状があったり精神的ダメージの影響でも脱水となる原因にもなります。

夏本番を前に、睡眠・食事を十分に取り、水分をこまめに摂りましょう。
朝晩は、寒いので暖かい格好をしていても、日中は衣服を一枚脱いで調整したり、室温が高くならない様の換気し、体調を崩さないよう心掛けていきましょう。


看護師 中筬 里子

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