私も住みたい施設を目指して
2014.11.14
大型台風による悲惨な災害が多い年でした。雪が舞い始め長い冬の始まりですが雪による事故が無い様祈るばかりです。
当施設は100名の入所者様と生活支援ハウス20名の方が生活されています。高齢化と共に要介護度4までの方が入所され介護職員1名の夜勤で本当に頭が下がります。夜間 休祭日の急病に備え2名の看護師が交替で携帯を持ち対応しています。夜間救急車要請も多くなっています。
テレビで昨年の同時期から見るとノロウイルス発生が2倍になっていると話していました。当施設では平成22年5月菌は検出されませんでしたが、入所様21名 職員1名の感染があり教訓として基本の手洗いを食堂入り口で毎食前実施、出入り業者・御家族の方にも玄関入り口での消毒液での手洗いをお願いしています。全職員による感染症対応研修並びに実技を定期的にしています。
入所様と地域の関わりも大切にと地域交流センターも施設内にあり彫刻 ダンス、子供クラブの方々が利用され、時には練習の効果を披露し目を楽しませて下さいます。利用している方々にも手洗いをお願いしています。気を緩めず予防に努めて行きたいと思います。
施設長の言葉が「自分も住みたい施設」です。66歳から99歳と年齢相も広く、個々のニーズも多様化し対応が難しくなってきていますが、自分も住みたい施設を目指し職員一同奮闘しています。
私事ですが、還暦を過ぎ、外では立派なおばさん、おばあちゃんですが、入所様に「若いね」と言われ気を良くして働いています。様々な人生を歩まれて来た入所様とこれからも喜怒哀楽を共有し心で受け止め、明るいスマイルを見守りたいと思います。
最後の職場として福祉に少しでも携われた事看護師として又人として幸せに思います。
看護師 高橋 隆子