機能訓練指導員頑張っています

2014.10.16

札幌にも風が冷たく感じる季節がやってきました。施設からは手稲山の四季折々の姿・移り変わりを楽しむことができます。
現在、施設には60名の方が入居され平均年齢は85歳です。自立されている方、要支援1から要介護3の認定を受けた方が利用されています。年を重ねるごとにADL/IADLの低下がみられます。
施設では週1回、約1時間のリハビリ体操を施設行事の一環として行い、輪投げ・伝言・しりとりゲーム等交えながら参加者が、飽きずに楽しまれる内容を工夫しながら行っています。
入居者様の反応は良く「楽しみにしているよ」と声をかけられることが私の励みとなっています。又、入居者様は自主的に運動されている方と、個別に機能訓練として係わらせていただいている方がいます。特に自主的に運動をされている方の中には日課として、シルバーカーで廊下を何回も歩かれたり、居室でマットを敷いて雑誌やTVで見た運動を行っている積極的な方もいらっしゃいます。私も時々確認とアドバイスをさせていただいております。
こうした日々の積み重ねで不自由を感じていた動作が少しずつよくなり、ご本人もとても喜ばれています。「頑張ってますね」「継続は力ですよ」とお声をかけると笑顔で「自分の事だもの!!」とさり気なく言われます。
私の願いは入居者の皆様がいつまでも自分の足で歩きトイレに自分で行き【あずましく】用を足せることです。
私自身も“継続は力”との思いでこれからも頑張っていこうと思っています。


看護師 角力山 礼子

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