最近の心境

2013.7.12

夏到来!夏本番!ウキウキ、ワクワク身体が動く季節!と思うのは私だけ??
暑いのは苦手!暑いのは嫌い!と言う方もいらっしゃるかと思います。でも、北海道の短い夏、大いに満喫しましょう!
夏は看護師にとってノロウイルス、インフルエンザの心配から逃れられ、ふっと緊張感が取れる季節でもあります。でもでも、夏は夏で脱水症、食中毒と気は緩めてはいられません!
今年は宏楽苑でも初めてインフルエンザの発症があり、1月中頃から2月初めまで14名の方が罹患しました。予防注射をしていた為か、幸い軽症状で入院には至りませんでしたが、約一週間のお部屋剥離でストレスが溜まられ辛い思いをされたり、職員も食事を運んだり、ガウンテクニック、消毒、環境整備といつも以上に忙しい思いをしました。
インフルエンザ感染を機に、いかに罹らない様にするか?感染症に対する日頃からの意識の持ち方を改めて見つめ直す機会になりました。
さて、宏楽苑も開苑27年を迎え、5月に開苑記念行事を終えた所でございます。
同時に入居者の方々の高齢化が進み、体調を崩されたり、体力低下と共に苑での生活が厳しくなって退居せざるを得なくなった方が増えられ、3ヶ月ほどで10数名の退居がありました。毎日生活を共にしてきた方々との別れは辛いものがあります。
又新たな顔触れに、苑全体の雰囲気にも変化があり、それに加わる私たちもより一層明るく楽しい施設作りにと入居者の方々とのふれあいを大切に日々過ごしております。
宏楽苑に勤めて12年目、長いのか?短いのか?分かりませんが、入居者の皆様と一緒に笑い、一緒に悩み、時には親しくなり過ぎて本音をぽろっと言ってしまい自己嫌悪に陥る事も多々ありますが、初心を忘れず、初心に戻ってといつも自分に言い聞かせ、あと何年勤めが出来るか分かりませんが、貴重なこの職種にあやかってもうひと踏ん張り頑張りたいと思っています。これからもどうぞ宜しくお願い致します。


看護師 石田 慶子

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