インフルエンザ発生を経験して

2013.6.14

よさこい祭りも終わり北海道も本格的な夏の季節になりました。
星置ハイツも、入居者さんが大切に手入れをしている花達が一斉に咲き出し毎日楽しまれています。その中には、入居者さんと一緒に引っ越してきた花や木もいっぱいあります。
星置ハイツでは、60歳代の入居者さんで仕事に通っている人や90歳代で健康の為にと自転車漕ぎの運動をしている入居者さんなど、色々な人達が一緒に生活をしています。 今年の初めに何十年ぶりに一人の入居者さんからインフルエンザが発症しました。
感染対策を行いましたが数人に感染が広がってしまい、入居者さんにも協力をお願いしなければならない状況になりました。
でも大変な状況になっても入居者さんからは苦情や責める言葉は出ませんでした。
それどころか、お互い励まし合い体調を心配するなど、入居者さん同士で助け合う姿が見られました。
本来ならば、体調が悪くなった時などは不安になり気持ちが落ち込むなど、心が弱くなる事が多いと思います。でも感染した入居者さんが孤立することや、重篤になる事もなく発生してから一週間ほどで終息し普通の生活に戻りました。
今回は、「入居者さんと職員」や「入居者さん同士」の強い絆があったので短期間で終息できたのではないかと思います。
今後は、今回の経験を生かし、今まで以上に細やかな感染防止に取り組んで行こうと思っています。


看護師 成田 孔恵

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