感染症の季節を迎えて

2012.11.28

初雪の遅さを感じていたら、真冬並みの寒気が急に北海道を襲い、暑かった秋とのギャップを恨めしく感じています。

ノロウィルスの発生も例年より早い段階で報告件数が増えているという情報もあり、施設としては緊張の時期を迎えました。
感染者の対応や嘔吐処理等の知識を全員で共有し、周知徹底するために、この時期全スタッフを対象に実演実習も行っています。
毎年のことではありますが、忘れている事、新たに追加する事、改善点等確認事項が多々あります。
人手の足りている時は対応できる事も、夜間は、職員の負担や不安も多いことでしょう。そのためには、看護師がリーダーとなり、介護職員や他スタッフへの教育、指導を含めた十分な準備が必要です。

昨シーズン、当法人・施設において幸いノロウィルス感染が確認された方はゼロでした。インフルエンザの流行時期でもあり、ウィルスを持ち込まない、感染を拡げないという基本事項を維持しつつ職員にとっても、入居者にとっても安全で安心できる穏やかなひと冬であって欲しいと願っています。


看護師 西田 由美子