尿失禁について

2014.4.1

今回、菊寿園では介護予防教室の一環として、尿失禁とパットの使用等についてユニ・チャームの成澤忠彦様と佐々木浩子様を講師に招いて、公演をして頂きました。

認知症予防教室などでも、参加者が多くて15名程度ですがみなさんとても関心があるようで、その日施設にいた方のほとんどが参加して頂いた結果となりました。 女性は30を過ぎた頃から、男性も50を過ぎた頃から尿失禁というのはあり、決して恥ずかしいことではないこと。男性も生理用品と専用パットの違いについてなども教えていただき、実際に色水で濡らしたものを触らせていただきました。

生理用品よりも専用パット等の方が早く乾き、肌にもいいことが実感でしました。 講師の方も、実際にズボンの上から履いて、どのような形になるのか等も見せていただき、履くパンツの良さやパットの良さ等色々と考えることもできました。

どうしても、失禁についてはなかなか人に相談できません。また、恥ずかしいとの思いから、なかなか商品に手が伸びない事実もあり、外出行事の不参加にも繋がっていきます。

専用の物を利用していただきながら、快適な生活を送っていただけるように楽しい施設生活を送っていただけるよう、職員も入居者の皆様の身体状況を確認させていただきながら一緒に検討していきたいと思っております。今回は、入居者の皆様にも考えていただける良いきっかけになったと思います。


生活相談員 小柳

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