施設長だより
2011.5.10
私は、道東の美幌町という片田舎で育ちました。山あり川ありで、一日中幼馴染の子供たちと一緒に、辺りが暗くなるまで遊んでいました。本当によく遊んだという記憶があります。幸せなこども時代でした。
大学は京都で社会学を学びました。高齢者福祉を専門に学んだわけではありませんが、社会のありようが福祉に多大な影響を与えることは明らかです。福祉の実践者である私たちの理想と情熱が、逆に日本の社会全体を大きく変えていく可能性があるのかもしれない、と最近は考えるようになりました。
好きな言葉は「世界が全体幸福にならなければ、個人の幸福はありえない。」(宮沢賢治)です。個人の幸福の追求は、世界全体を視野に入れて考える必要があると考えます。私達の国は、未曾有の災害によって今後一人ひとりがどのような生き方を選択していくのか、世界中から問われています。
毎日の日課は、朝早く起きて聖書を読むこと。
家族は、妻一人、娘二人、息子二人、隣に母が住んでいます。
施設長 後藤 学