17年の歴史

2011.8.11

グリーンライフ光陽の浜田です。高齢者福祉稼業は平成6年から17年になりました。それ以前は知的障害児施設や病院付属保育室など子ども中心の世界にいました。初めは生活相談員として、右も左もわからないながら、目前の問題の解決をするだけのがむしゃらな仕事をしていました。ただ、福祉の共通項である【人権】と【自己決定】だけは忘れないことを肝に銘じていました。今の座右の銘は「明けない夜はない」です。いつかよい展開があるはずですと・・・・随分大人(?)になったなあ~と感じる今日この頃です。

前庭に満開の桜があります。平成6年、ひょろひょろとした小さな桜が大きく育ち、今は見事な花を咲かせます。見事な花や、太くごつごつした樹を見ていると17年のグリーンライフ光陽の歴史を感じます。平成6年からの入居者は現在11名(私と合わせて12名)になってしまいました。そして101歳・100歳を先頭に90歳以上が16人の超高齢施設になりました。

「いつまでもここでの生活を!」を目標にケアハウスのシステムと入居者の意志の折り合いをつけることが私の今の課題です。職員の「え~そこまでやるの!」の目を気にしながらも、知らないふりをしてがんばっています。小じんまりした地味な施設グリーンライフ光陽ですが、西岡近辺においでの際は寄ってみてください。でも桜は6月上旬までですよー。でも私はもうちょっといますよー。


施設長 浜田 美奈子
17年の歴史

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