『入居者様 皆 幸福』をめざして
2012.3.2
昨年ブータン国王夫妻が来日され、話題になりましたね。ブータンでは、経済活動を発展させることよりも、国民が皆幸せであると感じてもらいたい「国民総幸福量」という理念のもと、様々な環境政策、伝統文化保持を実施している国ということは広く知られているところです。物が溢れている生活を送りながらも、心に余裕がなくなってきている自分にとって、見習うべき点が多くあるように思います。
ケアハウスつかさは50名の皆様が生活されていらっしゃいます。50名いれば50の幸せがあり、その幸せの側にいることができる喜びが今の自分の幸せでしょうか。施設での色々な行事一つ一つが思い出となり幸せの層がバームクーヘンのように重なっていき、ブータンのような『入居者様皆幸福』と言える日が来ることを目指し、職員一同日々汗を流しています。
写真は、札幌雪祭りの時期に行われた『つかさ雪明りの夕べ』の写真と入居者様が中庭に作られた雪だるまの写真です。寒い季節の中にも喜びを感じる1枚です。もう一枚は、つかさのロビーに飾られたお雛様です。冬が過ぎ春を迎える喜びが感じられる今日この頃です。
施設長 村上 博子