花と癒し
2012.6.6
今年の北海道の桜は、開花宣言した当日や翌日にはもう満開となる異例の早さでしたね。まだ咲いているだろうかと気をもみながら、ケアハウス・ユーアンドアイでは西岡にある森林研究所へ花見に出かけました。入口の桜並木はすでに咲終わり、駐車場には当施設の車のみ。
「残念、遅かったかな」と、ゆるい坂道を少し上っていくと右手に、霞がかかったように咲きこぼれるそれは見事な桜をみつけました。これはミヤマ桜といい、花期の遅い品種とのこと。ミヤマ桜が造る小道には花びらが敷きつめられ、その上を入居者の皆様と、人込みや時間を気にすることなく、ゆっくりと散策し花見を楽しむことができました。
また、桜の開花前後は私にとって趣味のバラの剪定や肥料を施す時期です。今年は桜の開花に急かされ、例年より枝葉を乱暴なほど短くカットしましたので、花付を心配しておりましたが、それでも次々と葉が繁りはじめ、この分だと例年よりも花付が良く、美しい花を咲かせてくれることと期待しています。
6月末頃には、ケアハウスにも私が育てたこのバラを飾り、入居者の皆様に楽しんでいただければと考えています。
施設長 坂口 香穂子