私のお薦め
■しずお農場ファームレストランμ(ミュー)(士別市)
北海道といえばまずジンギスカン。昨年の道新にも、南極料理人西村淳氏のジンギスカンに対する思い出がでておりましたが、我々道民にとってジンギスカンはポピュラーな食べ物のひとつです。しかし、残念ながら我々が普段食しているジンギスカンの肉はオーストラリア等からの輸入品で、なかなか道内産を食すことはありません。そんな中、数少ない道内産サフォーク種のラム肉を食せるお店のひとつが、士別市にある「しずお農場ファームレストランμ」です。ジンギスカンではなく、ぜひステーキでお召し上がりください。これがラム肉かという衝撃に襲われることと思います。(ちなみに、南極料理人西村淳は、私の従兄弟になります。)
■羊蹄山十割そば(乾麺)
北海道といえば蕎麦も有名ですが、残念なことにほとんどの蕎麦は小麦が入っております。まれに十割蕎麦がありますが、ぼそぼそ感があり十割蕎麦を嫌がる方も多いと思います。そんな中、先日見つけたのが「羊蹄山十割そば」(乾麺、農家の自家栽培、石臼挽きそば粉100%)で、ぜんぜんぼそぼそ感が無く、「本当に十割蕎麦?」と思われる食感で感動してしまいました。ぜひ一度お試しください。札幌地下街オーロラタウン「きたキッチン」で取り扱っていました。
■ブルーシールアイスクリーム(沖縄)
北海道といえばもうひとつ、アイスクリームを忘れてはいけません。道内各地にご当地アイスがありますが、ブルーシールアイスクリームは、アメリカ生まれ沖縄育ちのアイスクリーム。「え、沖縄のアイス?」と思われると思いますが、騙されたと思って一度食してみてください。こんな美味しいアイスクリームがあるのかとビックリされることと思います。私はいつも果肉たっぷりの「パイナップル」を食べています。ブルーシールアイスクリームは、札幌地下街オーロラタウン(市役所側出入り口近く)にある、沖縄物産店「札幌わしたショップ」レジ横で取り扱っています。
■沖縄料理「からから家」(からからや)
札幌市内にも沖縄料理店が多数ありますが、その中でも家庭的な雰囲気の中で本場の沖縄料理と泡盛を楽しましてくれるお店が、「沖縄の風 居酒屋からから家」です。もともとは札幌市内3箇所で「からから」として営業しておりましたが、白石区南郷通18丁目(地下鉄南郷18丁目駅2番出口近く)に移転営業しております。ゴーヤーチャンプルー、ラフテーの定番料理の外、沖縄出身で泡盛大使のママが北海道ではなかなか食べることができない本格的な沖縄料理と泡盛でおもてなししてくれます。
■ビッグイシュー日本版
「ビッグイシュー」という雑誌をご存知ですか。ビッグイシューとはホームレスの方が売る雑誌で、1991年にロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊されました。単にホームレスの方を救済(チャリティ)するのではなく、雑誌販売という仕事を提供し自立を支援する事業です。1冊300円で販売し160円が販売したホームレスの方の収入となります。毎月1日・15日に発行され、表紙には世界中の有名人が協力しており、表紙だけでも価値があると思います。私も毎回とはいきませんが、街に出たときは必ず購入し、ささやかですが協力しております。札幌では、札幌駅地下鉄歩行空間「案内ブース」、北海道庁北門前、南1条西1丁目ジュンク堂前、地下鉄東西線琴似駅1番出口(ダイエー琴似店前)で販売しているようです。(時間帯によっては販売員が不在の場合もあります。)