フラワーアレンジメントに奮闘中

2013.5.31

ケアハウスつかさでは月に1回のペースで「フラワーアレンジメント教室」を開催しています。アレンジメントの先生に来て頂き、30分程の時間でお花を生けるという内容です。入居者様の会員が7名程でそれに混じって私も参加しています。歴代の施設長がこの教室の会員となっていたので、私も「やってみようかな」程度の気持ちで始めてみたのですが…やってみて初めて分かることがたくさんありました。

先生はその季節のお花や葉物を準備して持参して下さるので、その月によって種類も背丈も色も同じことがなく、「ここにスイトピーを切って挿そうか」「いや、でも他の花とのバランスが…」等と、とても頭を使うこと。まるで完成型のないパズルをしているような感覚です。また、同じ葉物でも光の陰影が微妙な色の変化を作り出し、緑色でも違う味わいが出ることも発見でした。意外だったことは、毎回この30分間は脳を最大限に生かしている(つもり)ので、教室が終わると高校生の時のテストを終えた時ぐらいの疲労感があり、何だか懐かしく心地良かったことです。あの時にこれぐらい集中していれば人生が変わったかもしれません。

さあ、今月もまた挑戦の時間がやってきます。花たちとの出会いが楽しみです。


施設長 宮嶋 威
フラワーアレンジメントに奮闘中

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