希望の柳~苦節三年目にしてようやく根付く~
2014.8.13
星置ハイツでは毎年、七夕の行事で短冊を吊るす為の柳を近くの山から採ってきていました。
毎年、採ってきた柳の木は七夕が終われば捨てられていたので、森林保護の観点から考えても、もったいないなあと正直感じていました。
ところが星置ハイツがいくら山の中に在るとはいえ、自己所有地に柳はなく、毎年探し歩き「そっと」という年が何年か続きました。
それならば玄関前に植えれば、毎年柳を採りに行かなくても良いし、柳は根付き易い木だからと安易に考えて水や肥料をたっぷり与え、植えてみました。
もちろん植えっぱなしにしていた訳ではなく、近所に住む宿直員Eさんが毎朝4:00過ぎにハイツまで様子を見にきて、水やりをしてくれていました。
また星置ハイツの職員やご利用者も毎日、柳が元気に育つよう見守っていました。
1年目、2年目と根付かなかったり、あるいは根付いても枯れてしまい、苦節3年、今年の雪解けの頃、無事に冬を越した3本の柳が元気に姿をみせてくれました。
今年の七夕ではやっと正真正銘の星置ハイツの柳に短冊をご利用者の皆さんと吊るすことができました。
聞いたところによると七夕の願い事の中に「柳の木がこのまま元気に育ちますように」と書かれた短冊があったとか、なかったとか・・・?!
施設長 原子 茂樹