敬老祝賀会を終えて

2014.9.30

施設長となり、半年が過ぎようとしています。静山荘の月の始めは「定例会」からはじまります。昼食時にその月の誕生の方々のご紹介をお祝い膳で100名全員でお祝いします。また、その月に行われる行事案内なども発表されます。

その前に「施設長からの挨拶」があり、もともと話が下手な私にとっては頭がいたいのですが・・・。 年末に発表される「今年の漢字」にあやかり、今月の漢字と称して毎月乗りきっている次第です。 また、今年も年一番の行事「敬老祝賀会」を行いました。静山荘の平均年齢は84歳で、100歳をこえる方が2名いらっしゃいます。

職員が、趣向を凝らした会に盛り上げようと今年も奮闘してくれました。限られた予算の中で、アイディアを出しあい 手作り舞台の作成 お昼の献立内容、記念品の選択、会の時間配分セッティングの仕方など 時には意見のぶつかり合いもありましたが、職員の意欲が感じられる充実した会の一日でした。

今年は、初めての職員による歌や踊りが披露されました。やはり、ご利用者主体がいいのでは・・等 色々意見が分かれましたが、結果として成功したと思います。 毎回 行事が終えると「反省文」をみんなで出しあい 次回にもっといいものに繋がるようにしております。

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数次の介護保険改正が行われる等 社会福祉施設もこれから増々 複雑な時代を迎えようとしております。しかし、本来あるべき福祉という根本は変れるあろうはずはないと思います。福祉にたずさわる者が、自信を持てるような環境づくりや現場において誇り、情熱を傾けたいと望んでおります。


施設長 及川 留理子
敬老祝賀会を終えて

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