着任のご挨拶

2015.4.1

平成26年6月よりシルバーハウスの施設長を拝命いたしました。
当施設は昨年4月に開設30年を迎えた今日、大きな岐路に差し掛かっております。
まずは、建物の老朽化問題が深刻であり、今後計画的な対策が求められているところであります。
また入居者の平均年齢は85歳となり、介護サービスを受ける方が年々増えております。
今では、申込みの時点ですでに高齢で要介護の状態にある方も少なくなく、こうした方も受け入れざるを得ない状況にあります。
その中でも今年は百寿と白寿を迎えられる方がおります。お二人とも矍鑠としておられ、皆さんから羨望のまなざしを向けられております。
今後は、団塊の世代が75歳を迎え一斉に後期高齢者になることを考えた場合、施設入居者の生活スタイルや考え方が大きく変化していくことが予想されます。
私たちはこのような両極端な高齢者に対してどのようなサービスを提供して満足させることができるのか。事業者にとってはこれからが正念場であることは間違いありません。
まさに施設の真価が問われることになります。
これらのことを念頭に置き、今年は「安心、安全を基本とし、明るく思いやりのある施設づくりを目指し、家庭の延長として住み良い環境づくりや信頼関係に重点を置き、入居者に喜ばれる施設運営」を目標に掲げ、スタッフ一同一丸となり、取り組んでいきたいと思います。


施設長 上田 均

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