赤松の木
2016.5.16
万葉閣の敷地内に、赤松の木2本、元々は3本だったが4年前、無謀にも男性職員3人で電話工事用の屈折車を借り、植木職人気取りで調子にのって枝を丸刈り伐採した結果、1本を枯らしてしまい、現在、2本が奇跡的に生育しており、樹齢は、推計で100年以上とも言われています。
ご存知のとおり、赤松で有名なのは、函館市桔梗町から七飯町字峠下までの約14㎞の間を「赤松街道」とも呼ばれ、北海道の見慣れた風景と違い、本州の街道の並木にも似て、初夏から晩秋にかけた緑のトンネルとして、「日本の道百選」にも選ばれている木でもあります。
寒冷地下での成長はすこぶる困難とも言われ、その北限地としては同地、或るいは苫小牧の樽前山とも言われ樹齢は約130年と推計されています。
ということは?・・・この赤松が万葉閣で生育しているということは・・・。
ひょっとしたら北限地は、札幌市豊平区東月寒ということになり、それまでの通説・学説が変わってしまうことになり、結果、何か面倒な人々の調査が入りそうなので、この木の話は内緒話にして下さい。
施設長 中井 雅晴