沙魚(ハゼ)
2017.7.18
週末、ハゼ釣りに出かけました。北海道では、あまりメジャーではなく、雑魚扱いするむきもありますが、他の地方では、夏の風物詩として有名です。子供から大人まで楽しめ、いざやってみると奥深く赴きのある釣り物です。お店で食すと高級魚ですが、天ぷら・から揚げ等、淡白な中に滋味溢れた絶品です。基本的には、簡素な道具・仕掛けで気軽に楽しめますが、各地でご当地釣法等もあり、歴史を感じさせます。一般的に、シーズン当初は小ぶりで、徐々にサイズアップし、終盤には、ビックサイズになってきます。ただ、北海道で実際にハゼ釣りをしてみると、サイズは平均に大きく、特大サイズも珍しくありません。又、場所によっては、初冬がメインシーズンとなっています。さて、今回ですが、夫婦で実釣約2時間、24尾という結果でした。天候も良く隣のファミリーとも交流しながらのんびりと過ごすことができ、何ともラブリーなハゼの姿に癒された一日でした。中国の故事に、「一日幸せでいたかったら床屋に行きなさい。一週間幸せでいたかったら結婚しなさい。一ヶ月幸せでいたかったら良い馬を買いなさい。一年幸せでいたかったら新しい家を建てなさい。一生幸せでいたかったら釣りを覚えなさい」というのがあるようです。何気に納得してしまう単純な私は、ある意味幸せなのかもしれません。
施設長 種澤 力