ぶらり旅が中止 2018年 ゴールデンウィーク
2018.5.30
2年ほど前に施設長便りを載せていただいたときに、母と愛犬「しげる」と一緒に函館へ桜を見に行った時に、母が転倒し、帰宅後、足の親指の付け根のところを骨折していることが分かった。当然のことですが、自宅にて療養をすることになり、平日の日中は、私は仕事ですので、二人暮らしの我が家では、日中の母の様子を見る者もおらず、愛犬しげるも一緒になって母に寄り添い居眠りをしている日々が、約4週間。やはりその頃から、物忘れがひどく、特にお金が無くなります。自分で仕舞い込んでは、探し始めると、ゆうに3時間はお金を探している。見つからない時は、当然の事ながら、私はドロボーに大変身。夜中に私の部屋に入ってきては「頼むからお金を返して」などしょっちゅうではないのですが、夜中に不穏になることがあります。今年の2月、私と姉とで、やっとの思いで母を病院に連れて行き、診ていただいたところ「レビー小体型認知症」とのこと。母は昔から、姉御肌のキカナイ女ですので、病院のドクター(女性)にも「あんたには世話にならないから」何かにつけて怒り口調で、ドクターや看護師さんへ返事を返していました。今、日々、病気が進行している母をみて、勉強になることが有ったり、イライラしたり、諦めたり、優しくしようと思ったり、このクソババァと思ったり…
母は、6月で82歳になります。体は元気なので、まだまだ母VS私の戦いは続きます。
ケアハウス桜の外壁に有る花壇に咲いてます。
入居者さんより、「黄色い牡丹は珍しいね」と言われましたので写真ですがご覧ください。
施設長 菅原 倫里