先日、鳥取県を訪ねる機会がありました。それまで、山陰地方に縁がなく、鳥取県と島根県の位置関係も定かではない状態でした。
鳥取空港に着くと、自分の予想に反して（鳥取のみなさんごめんなさい。）若い観光客・外国からの観光客が多く見うけられました。鳥取の空港は『鳥取砂丘コナン空港』という名称で、鳥取の観光地「砂丘」と鳥取出身の漫画家の代表作「名探偵コナン」の名前が付けられたものでした。
地元の方から「コナン」の名前が付いてから、観光客が増えたのだと教えていただきました。空港内にも、「名探偵コナン」の絵がいたるところに掛けられてあり、来られたファンの方々は写真に収められていました。ちなみに、鳥取県には、もう一つ空港があり、『米子鬼太郎空港』という名前が付けられています。こちらは、ＮＨＫ朝のドラマにもなった水木しげるさんの作品「ゲゲゲの鬼太郎」から名前をいただいたものです。
米子には、水木しげるロードが８００メートルにわたり設けられ、１７７体の妖怪の像が出迎えてくれるそうです。鳥取砂丘では、「砂は持って帰られんで」「砂に落書きはされんで」という注意書きを見て、その土地の方言に、なんだか心が温まりました。
その土地の特徴を生かし、ちょっとしたアイデアで多くの観光客に来て頂くという発想は、少ない職員でいかに入居者様の生活に潤いをもたらすか日々の仕事に活かしていきたいと感じた旅になりました。