映画の日

2020.1.30

慈照ハイツでは月に一回、映画の上映を行っております。
食堂には大きなスクリーンがあります。遮光カーテンをすると、映画館に様変わりします。
以前はレンタルビデオを借りて上映していましたが、今はインターネットに接続してAmazon prime videoで上映しています。インターネットのおかげで、今まで観られなかったたくさんの映画を観られるようになりました。
皆さんには何が喜ばれるのか、最近話題の映画?石原裕次郎などの日活スター主演の映画?色々と試してみました。皆さんそれぞれ好みがあり、映画によって観に来られる方が違っていました。多くの皆さんを引き付けるような映画の選定は難しいです。
それで思い切って、有名ではないですが実話を描いた映画を上映してみました。10月は北原白秋と山田耕筰による童謡誕生秘話を描いた「この道」、11月は木下惠介が戦時中における映画制作の苦悩を描いた「はじまりのみち」、12月は「三丁目の夕日」をストーリーに合わせてサンタクロースが来て、そして帰省する年末に上映しました。年が明けて1月は極貧生活を強いられる中、それでも諦めず無農薬リンゴに挑戦した「奇跡のリンゴ」を上映しました。
これらの映画、上映後に皆さんから拍手をもらい「いい映画だった」とお褒めの言葉を頂きました。「いい映画はやっぱりいいんだ」とちょっと有頂天になっております。
2月は、思い切って今話題の「空母いぶき」を上映しようと考えています。女性が多いので、ここはチラシで西島秀俊、佐々木蔵之介が主演の映画であると、呼び込みをしたいと思っています。
「いい映画だった」とまた言ってもらえるか、それとも反応なしか、不安ですが、上映してみたいと思っております。


施設長 瓜 良司
映画の日

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