外出制限の中思い思いに造った菜園

2020.6.27

旅行好きな私は今年の桜の時期に忍野八海から富士山を眺め、知人の別荘でのんびり過ごす予定を立てていました。しかし、新型コロナウイルス感染の流行の兆しが見え始め、後ろ髪を引かれる思いでキャンセルを決断しました。

新しい生活様式を取り入れた生活が始まり、私たち職員でさえも戸惑いを隠せず、入居者の方々に新しい生活様式を取り入れてもらうことは大変なことでした。もちろん個人差はありましたが・・。
さて、今後も予断を許さない状況が続き長丁場となる事を踏まえ、これからの新しい生活様式を取り入れながら楽しみを持ち生活して頂くにはどのようにしたら良いか思案のしどころです。
今回の新型コロナウイルス感染症の拡大で社会経済、人々に大打撃を与えていますが、この経験を無にすることなく新たなウイルス感染症にも備え標準予防策を講じていく必要があると感じています。
少し早いかもしれませんが、今まで以上に心に残る美しい花々や風景を存分に味わえる日を楽しみに前へ進んでいこうと思っています。
最後になりますが、外出制限の中思い思いに造った菜園には実がなり、花畑には花が咲き始め、入居者の皆さんにもとびっきりの笑顔が見られるようになりました。この幸せな時間が続きますように・・。

 


施設長 野口 明美
外出制限の中思い思いに造った菜園

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