ケアハウスやすらぎ

2020.1.14

令和になって初めてのお正月を迎えました。皆様今年もよろしくお願いいたします。
やすらぎでは、年末にインフルエンザ1名発症しましたが、無事終息し今は落ち着いています。
手洗い等感染予防に対して常に職員一同、そして、入居者様にも発信し取り組んでいるところです。
やすらぎも高齢化が進んでおり、入居者様の入退去も以前より多くなり顔ぶれも随分と変わりました。何とかやすらぎでの生活を長く続けていただきたいと思っております。
そのひとつの取り組みとして、昨年から、やすらぎの施設を地域開放して当施設のある山本地区の皆さんと入居者様合同で「はつらつ健康教室」を始めました。
介護予防センター厚別西東主催で、体力測定を行い個別の体力づくりのアドバイスを受け健康作りにつながる運動や知識の習得等を3か月かけて行います 今回行った測定で地域の方よりも年齢が高いケアハウスの入居者様の方が、筋肉量が多く、骨量も多いことが分かりました。しかし、地域の方に比べ下肢筋力が低いことが分かりました。この結果によりケアハウスの入居者様は、筋肉はあるが使えていない、下肢筋力のバランスが弱く転倒のリスクが高い、栄養は十分取れているがかむ力弱いため維持向上が必要、社会参加についても役割をもつ主体的な取り組みで身体・認知活動を広げる取り組みが必要という課題が見えました。
今回のこの試みで嬉しかったのは、いつもは参加されない男性の入居者様が参加されたことです。聞こえないからと難聴を訴えて避けられていた入居者様も今回は楽しく体操する姿が見られ会話も笑顔も増えています。
これを機会にますますお元気になっていただけると嬉しいです。
今後は体操、手芸など趣味の活動により地域社会ともっと繋がって行けるような取り組みを目指し、入居者様が今以上に主体性を発揮していただけるようにしていきたいと思います。
自分の足で歩く、自分の歯で食べることが生涯出来る、ケアハウスで楽しく生活する事を目標に取り組んでいきたいと思います。

 


看護師 杉山 淑子
ケアハウスやすらぎ

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