おうち時間

2021.7.1

早いもので、前回寄稿させていただいてから1年３ヶ月が過ぎようとしています。
私はこの４月より札幌市菊寿園に異動となりました。いまだコロナ禍より脱する状況と言えない社会情勢のなか、生活されているご入居の皆さまやご家族の皆さまには大変なご苦労をおかけいたしております。ワクチン接種が進み、一刻も早い収束を願うばかりであります。
さて、外出や旅行、外食などの制限が長期化したコロナ禍において、皆さまはストレスをどのように解消されていますでしょうか？
私は前回、前々回の寄稿でもご紹介させて頂いたとおり、各地のイベントやお祭りを楽しむのが趣味であります。しかし感染の拡大に伴い相次ぐ中止の表明と市外との往来自粛要請等もあり、全く飛び歩くことができなくなってしまいました。
必然的に自宅で過ごす時間、いわゆる「おうち時間」が多くなったことはやむを得ません。
そこで「自宅で何をしよう？」と考えた私は、まず昔趣味だったプラモデルを作ってみました。しかし「老眼で手元や部品・説明書が見えない！！」という現実に・・・。
プラモデルは早々に諦めて次はネットゲームにチャレンジ。これもまたゲームの流れに身体の反応が追いつかず断念です・・・。
結局、「こうなったらもう「食」に賭けるしかない！」という結論に至りました。元々料理は嫌いではなく、特別な物を作るわけではありませんが、気の向いたときには台所に立つ男であります。
そこで、暇にまかせて色々作って見た中で「面白い、美味しかった」と思った料理を紹介させていただきます。

【巨大ハンバーグ】
その名の通り、電気グリル鍋いっぱいにハンバーグの種を敷き詰めた一品。なかなかのボリュームではあったが、最後は飽きた。

【ローストビーフ・ポーク】
ガストーチを手に入れたので嬉しくなって無闇やたらに炙リまくる。湯煎の低温調理が待ちきれない腹ぺこおじさん。

【枝豆のペペロンチーノ】
塩ゆでした枝豆を鷹の爪、にんにく、オリーブオイルで炒めた。お酒のおつまみに最高！

【大葉巻き焼き鳥】
自分で刺した鶏串を大好きな大葉で包んで焼き上げる。さっぱりと何本でも行けてしまう魔力。

【自家製燻製】
貴重な野外料理。庭で燻製を作ってみた。鶏肉、ベーコンなど色々燻してみたが、一番美味しかったのが塩カシューナッツ。びっくり。

【ねじねじ棒】
串付きフランクにナンの生地を巻き付けて焼き上げた。ナンの生地の代わりにピザミックスの記事を使っても良い。サクッと香ばしく、非常に美味。

ここまで色々作ってきた中で、自分の中でどうしても一つの欲望が抑えきれなくなってきました。それは「煮込み料理を作りたい」との思い。
そこで、Amazonで格安の小型炊飯器を購入し、あれこれ煮てみた。しかし見た目はキチンと煮上がるものの、食材によっては硬かったり味が染みていなかったりしてしまう。また、容量も３号炊きで不足気味。

【小型炊飯器での煮込み】
スープや葉物野菜などは良く煮えるが、骨付き肉や塊肉、根菜には火が通りにくい。