令和３年１０月１４日、さつき園の５階ベランダに縦１ｍ横１９ｍの大きな横断幕が掲げられました。

新型コロナウイルスが発生してから２年近い月日が流れ、当初は混乱を極めた感染予防対策やPCR検査・ワクチン接種なども全体的な理解や対応が進んできたところですね。
施設でも、報道での感染者の発生状況に合わせて、都度「さつき園アラートと」と称する対策・規制の基準を作り、入居者の皆さんやご家族、各業者の方々に感染予防策の励行を求め協力をいただいてきました。

このような経過の中、いつ終わるとも分からないコロナ禍で、入居者の皆さんにも精神的な疲れが見受けられるようになりまし。そこで、職員と入居者さんとが相談し、自分たちも地域の皆さんも元気が出る方策として、大きな横断幕を掲げて地域に呼びかけてみることとなりました。

横断幕は施設建物の正面ベランダの苗穂丘珠通に面して掲げました。
スローガンは入居者さんから募集し２６作品が集まりました。この中から更に入居者さんの投票で選ばれたのが標記のスローガンです。
丘珠地区は特に冬季は北西風が強い地域です。横断幕のスローガンは、この強い風でコロナを吹き飛ばしたいとの思いと、地域が一つになってコロナを撲滅しようという強い意志を表しています。

おかげ様で入居者さん、ご家族、地域の方や業者の方々、通学の高校生からも好評を得、入居者の皆さんも元気になって明るい雰囲気になってきました。
１１月２５日には北海道新聞の札幌地域の折り込み紙面「さっぽろ１０区（トーク）」の取材があり、近日中に掲載予定です。これにより更に地域では一層コロナ対策がすすむことでしょう。

コロナ禍はまだまだ続くでしょうが、一日も早い終焉を願って横断幕の掲示を続けていきます。