皆様いかがお過ごしでしょうか？コロナ禍の生活も一年を過ぎましたが、ここにきて変異ウイルスの拡大も明らかになり、収束するどころか先が見えない状況がまだまだ続きそうな予感があります。

コロナ前には静山荘でも麻雀やカラオケ、習字、手芸、体操、パークゴルフなどのさまざまなクラブ活動や行事を行っていましたが、中止となって一年以上が経ちます。職員としても諸活動や交流の機会を制限することは心苦しく、入居者の皆さんも、利用者同士で言葉を交わす機会が減ってしまったことについて心中さまざまな思いがあるのではないかと想像します。

そうした中、建物に隣接する「ふれあい広場」で、約一年ぶりにパークゴルフクラブが再開されました。開催にあたってはクラブやボール、椅子の消毒とマスク、手の消毒などの感染対策を徹底し、水分補給のためのペットボトルと日陰に休憩のための椅子を用意するなど、万全の状態で臨みました。

再開当日は柔らかな日差しが差し込む最高の天気。真っ青に突き抜けるような空の下、10名の方が参加し、5人ずつ2チームに分かれてゲームを楽しみました。一時間ほどの短い時間でしたが、参加者の皆さんからは久々の歓声が響き渡っていました。感染に気を遣うことなく会話や食事を楽しめるような、以前の環境が待ち遠しいばかりですが、この状況下でもできることを常に模索していかなくてはと気持ちを新たにしました。