ケアハウスシャローム羊ケ丘では、毎秋に「シャローム文化祭」を行っています。例年は、演奏や歌唱のボランティアの方をお呼びしてミニコンサートとカフェを行っていましたが、コロナ禍になってからは形を変えて実施しています。
昨年は、ミニコンサートは中止、カフェも集まって行うのは難しい…という判断となり、お部屋にケーキと飲み物を配膳しました。皆さんも喜んでくださいましたが、集まれないのはさみしいと感じていました。
今年は感染状況も落ち着いていたため、一階ロビーでやろう！ということになりました。とはいえ、楽しくお話をしながら、飲食…というのは、まだまだ難しい時勢。そんな中でも、せっかくのカフェを楽しんでもらいたい！と考え、ピアニスト、フジコ・ヘミングさんのソロコンサートとドキュメンタリー映像を鑑賞する企画としました。
当日は、感染症対策を講じた各テーブルに季節の花で彩りも添え、入居者のみなさんをカフェスペースにお迎えしました。美味しいケーキとコーヒーに舌鼓を打ちながら、フジコ・ヘミングさんの素敵な演奏に心がほどけ…マスクはしていますが会話も楽しまれているみなさんを見ていたら、なんだかコロナ以前に戻ったように感じました。
「すごくよかったよ、こういう形でまたやって欲しい」と、うれしいお言葉もいただきました。いまだコロナ禍にありますが、みなさんに楽しんでもらえる行事を考えていきたいと改めて感じました。