秋の味覚「さんまの塩焼き」

2021.11.9

毎年秋の楽しみとなっている「さんま」
色々な食べ方がありますが、シンプルな塩焼きが静山荘では一番ご好評です。
さんまの塩焼きといえば、好みの分かれる「わた(内臓)」
鯛など他の多くの魚は内臓を取り除いて調理しますが、どうしてさんまのわたは食べられるのか疑問に思ったことはないでしょうか。
他の魚には胃や消化器官があるのに対し、さんまには胃がありません。食べたものが1時間以内という短時間で排出されるため、内臓ごと食べても食中毒の可能性が低く食べることができます。
さんまは免疫機能をアップしてくれる働きがあるので、旬でおいしいうえに感染症が増えてくるこの時期にはぴったりな食材です。


栄養士 佐藤 佑美さん
秋の味覚「さんまの塩焼き」

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● 作り方

おいしく焼くコツは

  • よく洗って臭みの原因となるヌメリを洗い流すこと
  • 塩をまんべんなくふってから10分程度置き、出てきた水分をキッチンペーパーで押さえてふきとること
  • グリルを余熱で温めてから焼くこと

塩をまんべんなくふることで皮はパリッと、身はふっくら焼き上がります。

添えられた大根おろしやすだちはビタミンCが豊富です。さんまの免疫機能を上げてくれるビタミンAと一緒に摂取することで効果があがるので、一緒に食べることは理にかなっています。