“面白い”と“楽しい”は大ピンチから

2022.2.1

令和3年6月より、ポプラ東苗穂に異動となりました山田晋子(やまだくにこ)と申します。ポプラ東苗穂は9年振りとなります。どうぞ、宜しくお願い致します。

ちょっと長くなりますが、私が勇気づけられた神話をご紹介させて頂きます。太陽の神様「天(あま)照(てらす)大神(おおかみ)さま」の岩戸開きの神話をご存じでしょうか?ピンチや困難で光が見えない時に、どうすれば光を取り戻すことができるかを、この日本の神話が教えてくれています。
ある日、太陽の神様「天照大神さま」が弟と大ゲンカをして、天の岩戸に引きこもってしまい、世界が真っ暗闇になってしまいました。困ってしまった神さまたちは、どうにかして天照大神さまにでてきてもらおうと、あの手この手で岩の扉を開けようとしましたが、何をしても開きません。真っ暗闇。光が見えません。
そんな大ピンチのとき、とある神さまが踊ったのです!
自分をさらけ出し、楽しそうに踊りました。そうしたら、深刻になっていた八百万の神さまたちが笑顔になり、皆でワイワイ踊ってお祭りさわぎになったのです。すると、天照大神さまは、みんなが外でワイワイ楽しそうにしているのが気になり、自ら岩の戸を開けました。そして、世界に光が戻ったのです。これが岩戸開きです。
世界に光が戻った時、八百万の神さまたちの顔がパッと白く光りました。
この顔(面)が白く光ったことから「面白い」の語源が生まれ、さらに神さまたちが、光が戻ったことに手を伸ばして大喜びした様子から「楽しい」の語源が生まれたそうです。
こんなふうに「面白い」と「楽しい」は、大ピンチから生まれています。

新型コロナウイルスの感染が急拡大しておりますが、この状況が一日も早く解消されますように!そして、2022年も入居者様が眩い光に包まれて、笑顔で楽しい日々送れるよう邁進していきます!


施設長 山田 晋子
“面白い”と“楽しい”は大ピンチから
お正月の様子
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